ボーナス商戦も終わって2024年のテレビ新製品も大方出そろった。
今回はせっかくなのでゲームに向いたいわば”ゲーミングテレビ”を紹介しようと思う。
例えば年末にかけてTV購入を検討している人に刺されば幸い。
前提条件
商品の紹介の前に前提となる考量すべき点をまとめていく。
【最重要】TVは大画面
TVは大画面前提。なぜかというと小サイズTVでゲームをするなら普通のPC用モニターでいいから。
俺がおすすめしたいのは最低65インチ。
今は50インチがスタンダードで、地デジ化直後で言う37インチTVの感覚。なのでちょっと欲張って65インチで段違いの臨場感を味わおう。
ちなみに超余談だけどおすすめのPC用ゲーミングモニターはXiaomiのこれ
27インチのminiLEDで180HzでWQHDでなんとIPS。それでいて価格は50000以下。価格破壊にもほどがある。PCモニターの最適解。
応答速度もこだわる
応答速度ってのはボタンを押してから画面にそれが反映されるまでの目安。
基準は最低5ms以下、可能なら1ms以下のTVにすればいい。大体メーカーHPに記載されている。
HDMI2.1対応を選ぶ
今どきのTVは大体HDMI2.1対応なんだけど、まれに非対応の格安テレビもあるから注意。
ゲーム用の映像モードがあるテレビを選ぶ
最近はゲーミングメニューってのが搭載されたテレビが多数発売されている。
これはGUIがゲーム用っぽく表示されるだけではなく、FPSのレティクルを表示するための設定や、暗部のガンマ調整を簡単に行う事が可能。
地味だけどあると嬉しい機能。
有機ELと液晶はどちらでもOK
一昔前は有機ELは焼き付きが~とかっていわれてゲームにおすすめはされなかったんだけど今はそんなこともない。
HW的な焼き付き対策も進んでいるし、SW的にピクセルずらしをして焼き付きしにくくなるようになっている。
厳密には全く焼き付かないわけではないんだけど、”よっぽど長時間同じ画面を表示しなければ問題ない”と言って過言じゃない。
というところで映像の見え方は違えど簡単に優劣付けることができるものではないから、実機を見て好きな見え方の方を買えばいい。
【注意】”倍速対応”と謳っていても120P対応テレビとは限らない
これは優良誤認だと俺は思っているんだけど、倍速対応といっていても倍速パネルではない場合がある=120P入力ができない可能性があるんだ。メーカーHPなどを確認して、”4K120Hz(もしくは144Hz)入力対応"と明記されているTVを選ぶことが重要。
【おまけ】PCグラボの機能を活かせると嬉しい
これはAMDFreeSyncとかG-SYNCとか。最近のTVはAMDFreeSync対応が多い。
で、G-SYNC対応って言ってるテレビは俺が調べる限り見つけられないんだけど、AMDFreeSyncに対応していれば仕組み上はG-SYNCもイケる。はず。って感じ。なのでとりあえずAMDFreeSync対応テレビを選べば後で悲しい気持ちになる可能性は低い。
性能面はできるだけ盛って考えることがおすすめ。大は小を兼ねるので。
【結論】REGZAのX9900NシリーズかZ970Nシリーズがおすすめ
結論、REGZAの上位モデルがおすすめで型名がX9900N(有機EL)とZ970N(液晶)。
これらは前項目で挙げた条件をすべて満たしている今年モデル。
【少し妥協】REGZAのZ870NかHISENSEのU8Nでも可
ただしどちらも高い。値崩れするまでは最低35万円すると思っていた方がいい。少しコストを下げるなら同程度の機能で同メーカーのZ870Nシリーズか、親会社のハイセンスのU8Nシリーズで妥協もできる。ただし画質など、こだわりたい部分が少し落ちてしまう可能性はあるからお財布と相談するといい。
価格も65U8Nなら16万円~と買いやすい価格。より性能を求めるならREGZA、コスパを求めるならハイセンス で選べばいい。