先日PS5Proが発表された。個人的にはタイミングが予想外ではあったんだけど、何より約12万円の超高額製品。
クソ高いってのが第一印象。そしてスペックはゲーム機としては最高峰。そんなPS5Proを無印PS5と比較しつつ、代替となるゲーミングPCも探そうと思う。
PS5とPS5Proの性能比較
まずはPS5とPS4の比較から。
GPU性能の向上
公式サイトを読み取るとざっくり67%のCPU性能向上と28%のメモリ性能向上。加えてレイトレーシング性能とAIによる解像感の向上。
つまり処理が強くなって高FPSを維持しつつ、きれいな映像も出せますよ、って話。
レイトレーシング性能/解像感の向上
上記のフレームレートの安定性の向上に加え、レイトレーシングなどの映像美的な部分も改良されたことになる。
ゲームブースト/8K映像、VRRの対応
ゲームブーストは新機能。PS4や無印PS5のゲームの画質を向上させますよ、ってもの。
具体的にはすでに発売されてるFF7リメイクとかラスアスとか。
Wi-Fi7対応
最新規格のWi-Fi7(11be)対応。最新ルーター、通信規格でラグも少なく楽しめる。ただ、Wi-Fi7対応ルーターの数が少ないからすぐに満足できるかと言われれば微妙。ようやく浸透してきたWi-Fi6E対応は魅力的。
ディスクドライブは外付け
PS5Slimとかでもそうだったけど、ディスクドライブは外付け増設タイプ。
俺はDL派だから問題ないけど、パッケージ派の人は別途購入が必要だから注意。
ざっくり言えば画質を上げてFPSも高いところで安定しやすくなりますよ ってのがPS5無印からProへのバージョンアップ内容。
個人的にはゲームブースト機能を推したい。なぜならPS5のゲームはあまりに少ないけど、PS4も足せばそこそこのゲーム数になる。ただ、それに12万もかけるかと言えば俺はNO。もう少し金を出してPCを買いたい。次はそれを解説する。
PS5ProとPCの性能比較
今度はPS5をPCのグラボやCPU、その他スペックに置き換えて考える。
グラフィック性能
PS5ProはPCグラボで例えるとRTX4070くらいのスペック。無印PS5がRTX2070Superくらいの性能と言われていたから、年代違いの同グレードのモデルと言える。
そしてRTX4070程度のスペックなら全然悪くない。むしろ高スペック。ただ、12万円もするんだからRTX4070TiSuper~4080相当にしてほしい気持ちはある。
容量
ストレージはSSDが2TB搭載。普通に遊ぶ分には十分な容量。たりなくなったら増設すればいい。
パソコンと違ってゲームに特化しているおかげで難しく考えなくていいのが魅力的。
【参考】RTX4070のパソコンを買ったら何円?
値段の参考に、RTX4070のパソコンはBTOメーカーにもよるけど17万スタートくらいのイメージ。
これに2TBのストレージやマウス、キーボード、コントローラーも揃えるとなると最低20万円はかかると思ってもらえればいい。
つまり同スペックで、ゲームだけの用途を考慮し比較するとPS5Proの方が安い。
ゲームへのコスパだけを見たらPS5Proが最強
ここまでなんだかんだ言ったけどゲーム専用機としてみたらPS5Proは最強。現行パソコンで同じものを組もうと思ったら16万円は最低ラインとして見るべき。それを12万円で買えるんだから相対的に見てコスパは最強。
【PS5Proの最大の弱点】ゲーム特化なのに12万はヤバイ
ただし、ゲーム機に12万円払うかと言われたら話は別。”PS5ProでしかできなくてPCやswitchでできないゲーム”なんてのは今どき全くないから、少しお金を積んでパソコンを買うのが最適解。
【最新】おすすめのパソコンを紹介
じゃあお前はどんなパソコンを選ぶの?って話で、PS5と同等であろうスペックと、欲張りスペックの2パターンを用意する。今回は分かりやすくBTO。メーカーはマウスコンピューターを紹介。
今回マウスコンピューター20周年セールの専用リンクからお得に購入できる特別価格モデルも紹介する。
PS5Proと同等のスペック-NEXTGEAR JG-A7G6T
NEXTGEAR JG-A7G6TはRTX4060TiでCPUはAMDのRyzen7 5700X搭載。先に挙げたPS5Proよりは少し値段が高い180000~なんだけど、CPU性能はカタログ上はPS5より上。マルチタスクもこなせる。
ちなみにこれは専用リンクからのみお得に買える商品。価格方面のコスパを追い求めるならおすすめ。ちなみに色も白でおしゃれ。
【20周年記念モデル】G-Tune DG-I5G60
今回の20周年記念モデルの特徴は初めてゲーミングPCを購入する方にもおすすめの、ゲーミング環境を一括で揃えられる20周年記念のお得なセットモデルであること。
RTX4070Super搭載のハイエンドPC本体に、水冷CPUクーラーもセット。ストレージも2TBで十分。さらにモニター/キーボード/マウス/マウスパット/ヘッドセットが付いてお値段399,800円(税込)で超お得。高く感じるかもしれないけどこれだけセットで40万切は相当安い。今おすすめのモデル。
ゲームをするのにぉすすめのスペック-NEXTGEAR JG-A7G7A
NEXTGEAR JG-A7G7AはRTX4070TiSuper、CPUはRyzenの7800X3D搭載。超ハイスペックPC。ただし値段は320000~。なんだけど、ゲームも数年は不便せずできるスペックだし、ゲームしながらの通話などのマルチタスクも余裕。値段以上の価値はあるから、どうせPCを買うならこれ以上のスペックを買ってほしいと俺は思う。
ここまでお金をかけるとゲームの動作が重くてストレス~なんてことはまずないと思ってもらっていい。快適に高画質にゲームをしたいなら買うべきパソコン。
【最新CPU】NEXTGEAR JG-A7G7A
最後に、最新CPUを使ったPCも紹介。
これはRyzen最新の9700Xを使ったPCで、過去のCPUと比較して消費電力も性能も向上したもの。出たばかりでお得感は薄いんだけど、新しいものを選ぶ観点でおすすめしたい。ちなみにGPUは4070TiSuperだから、例に漏れず数年はこのパソコンで遊ぶことが可能。
【まとめ】ゲームをすることだけを考えたらPS5Proは最高。ただし総合的にPCの圧勝
何回も言うけどゲームをするだけならPS5Proのコスパは最高。スペック相応以上のコスパは持っている。ただし、最大の弱点はPS5のメイン用途がゲームであること。ゲームしかできないものに12万円も出すだろうか。いや、出さない。
なので、今買うならゲーミングPCを俺は勧めたい。以上。