つい先日GoogleからPixel9/Pixel9proが発表されたことは記憶に新しいと思う。
わーい新作スマホだ~ってなるかもしれないんだけど、これはあまりにもおすすめできないスマホなんだ。
今回は”なぜGooglePixelをおすすめできないのか””GooglePixelシリーズはオワコンである理由”を俺目線で語っていく。
俺がPixelへ持っていたイメージ
まず俺が持つPixelの特徴を昔と今で書き出すんだけど、要は良い印象から最悪の印象へ転落した。ちなみに俺はiPhoneからPixel6aへ乗り換えて、最悪すぎたからiPhoneへ出戻りした経験がある。
昔(Pixel6当時)のイメージ
- Google純正だからバグが少ないんじゃないか
- 動作も最適化されているんじゃないか
- サイズ感もちょうどいい
- 値段も性能の割にやすい!最高!
と良いイメージだったんだけど、今は
今(Pixel9)のイメージ
- Google純正なのにバグが多い
- 動作が超重いかくつく
- サイズ感しか良いところがない
- 値段が割高、これ他の機種で良くね?
って感じで最悪の印象。つまりおすすめしない。
なぜおすすめしないのか
おすすめしない最大の理由はPixelの特徴だったコスパの良さが失われたから。これはGoogleが値上げしまくっているからでしかなくて、Proではない無印モデルですら128900円。ぱっと見12万円に見えなくもないけど普通に13万円だからクソ高い。Pixelは7くらいまではコスパの良さを売りにしてたけどしれっと値上げしたせいで完全にそれが失われた。性能が良いandroidならgalaxyでいいじゃ~んとしか思えない価格になってしまった。価格が安くて性能はそこそこ、がPixelの売りだったのに。
なぜオワコンなのか
そもそも物に対してオワコンと使うのは正しいのか。そこは置いておいてなぜオワコンと俺が言うのか。
androidの中でもコスパが悪くなってしまった
しつこういようだけど今のPixelはスペックの割に値段が高い。コスパが悪いというよりは、”割高”の表現の方が正しいのかもしれない。
galaxyなどの他のandroidと比べてカスタマイズ性が低くてピュアアンドロイドとは?って話だし、尖った部分があるわけでもない。Googleの名前を借りたスマホでしかなくて、ちょっと体のいいバルミューダフォンみたいなものだと俺は思っている。
バグまみれ
Pixelはバグが多い事でも有名で、”電話が着信できない””メールの受信ができない”みたいな致命的なバグが定期的に発生していて、他にはPixel6でファクトリーリセットをすると電源が入らなくなる(文鎮化)みたいなヤバイ症状も発生している。
つまり携帯電話としての機能を十分どころか最低限すら果たせていないヤバイ買ってはいけないスマホということになる。
OS以外でiPhoneとの差別化が出来ていない
iPhoneとPixelの最大の違いはOSです!以上!で終わるレベルになってしまった。だってなんかカメラ出っ張ってるんだもん。
値段も大差ないしカメラも両方なんか出っ張ってる。じゃあそんなPixelより信頼と実勢のあるiPhoneの方がよくない?
って話。
Pixel9と機種ごとの比較
とりあえず、Pixel9と2世代前のPixel7とiPhone15で比較してみる
Pixel9 | Pixel7 | iPhone15/15plus | |
価格(公式サイト) | ¥128900~ | ¥82500 | ¥124800~ |
ディスプレイ(インチ/解像度) | 6.3インチ/1080 x 2424 | 6.3インチ/1080 x 2400 | 6.1インチ/2556 x 1179 6.7インチ/2796 x 1290 |
サイズ/重量 | 高さ 152.8 mm 幅 72.0 mm 厚さ 8.5 mm 198 g | 高さ 155.6 mm 幅 73.2 mm 厚さ 8.7 mm 197 g | 高さ 147.6 mm / 160.9 mm 幅 71.6 mm / 77.8 mm 厚さ 7.8 mm / 7.8 mm 171 g / 201g |
チップ | Google Tensor G4 | Google Tensor G2 | A16 Bionic |
ストレージ | 128/256/512 | 128/256 | 128/256/512 |
見ての通りiPhoneと値段が変わらない。しかもPixel7から大きく成長した点も少ない。強いて挙げてチップが強化されたのと512GBが追加されたくらい。別に買う意味がない。
iPhoneより高く見えるけどそれは最小サイズが6.3インチ~で0.2インチ分価格に乗ってんじゃね?って思わないでもないけどそんなに変わらんだろ。次にProシリーズと比較する。
Pixel9Pro/ProXL | Pixel7Pro | iPhone15Pro/15ProMAX | |
価格(公式サイト) | ¥159900~ | ¥124300~ | ¥159800~ |
ディスプレイ(インチ/解像度) | 6.3インチ/1280 x 2856 6.8インチ/1344 x 2992 | 6.7インチ/1440 x 3120 | 6.1インチ/2556 x 1179 6.7インチ/2796 x 1290 |
サイズ/重量 | 高さ 152.8 mm / 高さ 162.8 mm 幅 72.0 mm / 幅 76.6 mm 厚さ 8.5 mm / 厚さ 8.5 mm 199 g / 221 g | 高さ 162.9 mm 幅 76.6 mm 厚さ 8.9 mm 212 g | 高さ 146.6 mm / 高さ 159.9 mm 幅 70.6 mm / 幅 76.7 mm 厚さ 8.25 mm / 厚さ 8.25 mm 199 g / 221 g |
チップ | Google Tensor G4 | Google Tensor G2 | A17 Proチップ |
ストレージ | 128/256/512/1TB | 128/256/512 | 128/256/512/1TB |
Proはコスパもくそもないから参考までだけど、冷静にiPhoneで良くね?ってなる。android信者ならgalaxyで良い。
こんな感じで性能は言うほど上がっていないのに値段はバカ上がりして高い高い言われるiPhoneと同程度、なんあらそれより高い価格帯になっている。
円安影響や物価高騰も少なからずはあるけど、とはいえ性能向上に見合った値上げとは言えるだろうか。言えるはずもない。
これに最低13万は払う価値はあるだろうか。いやない。
Pixelの代替案
否定しまくるだけってのもあれだから代替案を示すんだけど、
android的な総合性ならGalaxyS24
Pixelより性能が高くてカスタイマイズ性もいい。そして微妙に安い124700~でGalaxyS24が買える。
ブランドや性能だけじゃなく、長年スマホを出している安心感は大きい。pixelを買うくらいならGalaxyを買え。
価格の安さならAQUOS
性能は落ちるけどAQUOSもおすすめ。
AQUOS R9なら10万円前後の価格帯。電話やメール、LINEができればいいならAQUOSを買えばOK。
動作安定性ならiPhone
androidの不安定さはもう切っても切れないものだから、諦めてiPhoneを買うのもおすすめ。だって値段もPixelと変わらないしアプリの安定性も段違い。そして電話が鳴らなくなることもない。
Pixelを買うくらいならiPhoneを買おうねって次元まで来てしまっている。大丈夫かGoogle。
世間は定価でスマホを買う
スマホオタクから「定価でスマホは買わんやろ」って言われるかもしれないからあらかじめ反論するけど世間ではスマホは定価で買うものの認識。
実際は割賦とか返却プログラムとか下取り商法で実質定価以下にはなるかもしれないけど、それは実質でしかないし、MNPだとか下取りをフル活用するのはスマホオタクだけ。そもそも還元商法をやめろ。
そもそも”コスパが悪い”ということに変わりはないんだから定価で買う買わないってのは不毛。
【まとめ】スマホに安さ的コスパを求めるのはもう厳しい
ここまで散々言ったけど、そこそこ以上の性能を求めるなら10万円以上は普通にかかる時代になっているのは事実。
コスパ破壊してくるXiaomiとか一部スマホを除いてにはなるけど、一定の出費は覚悟した方がいい。
ただし、コスパの良さが売りだったPixelがiPhoneと同価格になっている、そして致命的なバグが大量にある事実から絶対的におすすめできないスマホであることは事実。
今俺がおすすめするのは圧倒的にiPhone。バグも少なく基本的に動作は安定。appleはなんだかんだ信頼性が高い。とiPhoneを持ち上げて締める。