つい先日ホンダヴェゼルのマイチェン版を買った。
理由は今まで乗っていた車が擦ったりなんだりでボロボロだったから買い替えたいなって思っていたタイミングでマイチェン発表されたから。気分で買い替える買い物でもない気はしたけど、どうしても欲しかった。だから買った。
買った感想は結論から言えば最高。1か月経つし、感想レビューを今回記事にすることにした。
買うか迷っている人は参考にしてほしい。
ヴェゼルの特徴
ヴェゼルの立ち位置としてはいわゆる”コンパクトSUV”で、SUVの中でも中間サイズに位置する。で、SUVだけどごっつい山道系ではなくて、ハイブリッドによる燃費や快適性が売り。グレードはガソリンのG、ミドルのX、ハイエンドのZがある。
で、今回2024/4月にマイナーチェンジ版が発表・発売されたから、この機会に買うことを決めた。
買うならハイエンドのZグレード
俺が買ったのはZの最上位グレード。Zにした理由は、比較検討した結果一番コスパが良いと判断したから。
まずガソリンのGは論外。他のメーカーや車種でいい。次にX。これは悪くないけど、特別良い点も感じなかった。
対してZは
- ホンダコネクトディスプレイやマルチビューカメラによる安全・快適性能が段違いと判断したこと
- 席のヒーターがFFで標準装備であること(Xは4WDのみ)
- エアコンが助手席と左右独立であること
など挙げればきりがないんだけど、つまり値段以上の性能差がXとZにはあって、だからこそ俺はZを選んだ。
SUVの2024年上期売上トップらしい
HONDA公式サイト曰くは2024年上期のSUV分野での売上台数がTOPだったらしい。たしかに街中で見かける車でヴェゼル率は高い。
ポピュラーだから安心できるいい車と言える。
ヴェゼルの競合
最近巷ではSUVが流行っているから、ヴェゼル目線の競合は当然多い。例えばトヨタのライズやカローラクロス、マツダのCXシリーズがそれ。
比較検討するときに考えたこと
性能比較はその辺のyoutuberの方が詳しいと思うから、今回は俺が比較検討するうえでヴェゼルの決め手になった事を紹介する。
センタータンクレイアウト
こんな感じで後部座席を平らに倒すことが可能。スペースが取れるから、より多くの荷物をしまうことが出来る。旅行の時とかに便利。
運転席&助手席ヒートシーターが標準装備
地味にうれしいシートヒーターだけど、ヴェゼルのZだと標準装備。
他社だとオプションだったりそもそもつけることが出来なかったりするから、そこがヴェゼルを選んだ決め手。
レビュー
肝心のレビューだけど、今まで乗っていたのが2014年式のオートクルーズもないフィット。フィットからヴェゼルの乗り換えだからグレードだけじゃなくサイズアップにもなったわけだけど、運転支援機能のおかげで最初から違和感なく運転できたといっても過言ではない。
乗り心地
革シートの乗り心地は最高だし、車全体としても静音性や防振性に優れるように作られているのがヴェゼルの特徴。
だから下道でも高速でもロードノイズをあまり感じないし、ハイブリッドの恩恵もあってエンジンの音もほぼ聞こえない。
運転に集中できる車なんだ。
eHEVが最高
eHEVは簡単に言えばハイブリッドではあるんけど、2010年代のハイブリッドとは別物で、より電気自動車に近づいているんだ。
街中走行時はeHEVメインで省エネに、高速走行時はガソリンと回生充電併用のハイブリッド走行になる。
省エネはもちろん、eHEVはとでも静かで運転中の騒音が気にならない。最高。
運転支援機能
少し前に往復約400km近く運転したんだけど、オートクルーズによるスピード管理がとにかく便利。ついでにステアリングアシストと前走車追尾機能もついてるから、自分はブレーキ近くに足を置きながら周りに注意しながら軽くハンドルを操作するだけで目的地に着いた。
前の車で長距離運転をしたときと比較して疲労感が段違い。前回も最初から中古じゃなくて新車にすればよかったと後悔してる。
現代の車社会で生きてる人に必須なのがオートクルーズ機能なんだ。
ナビ周り
ナビ周りの連携機能もそこそこ最高で、AppleCarPlayやBluetoothオーディオはもちろん、ホンダトータルケアの機能の一つにスマホで家からエアコンを始動できる機能もあってこれが結構便利。俺が小さい頃はエンジンスターターでやってた気がするから、かがくのちからってすげーってなってる。
【余談】車は中型以上がおすすめ
車を検討している人にアドバイスだけど、車を新しく買うなら中型以上がおすすめ。俺は前コンパクトサイズの車だったけど、旅行とかで荷物を載せる時にどうしてもスペースがギリギリ足りなかったり、長距離移動の時にどうしても乗り心地の問題で疲労がたまったりしていた。
だけどヴェゼルならコンパクトSUVの位置付けながらしっかり乗り心地や快適性は担保してくれているし、機能面も先進的で安心。今回は深く触れなかったけどブレーキ補助やセンシングによる安全技術も充実してる。
これが軽なら機能が不足していたりそもそもついていなかったりするから、中型以上の車を検討するのがおすすめ。
【まとめ】2024年ベストバイな車
ホンダのヴェゼルは決して高級車ではない。最近の値上げの波でとんでもない値段にはなってしまったけど。クラスとしてはまだまだ中級クラス。トヨタのクラウンやレクサスには到底及ばない車なんだ。
だけどそこにも劣らないような操作感や乗り心地はたしかにそこにあって、個人的に超おすすめできる車だから試乗だけでもぜひ試してほしいと思う。